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食いしばりによる、顎の疲労感が気になり歯科でボトックス注射をしたことがあります。しかし1度で挫折しました。なぜならあまりメリットがないからです。
決してボトックス注射を否定している訳ではありません。食いしばりによるほうれい線は、薄くなるかもしれませんし、メリットもあります。
もくじ
ボトックスによる食いしばり治療の効果
筋肉の弛緩
ボトックスは筋肉の収縮を抑制し、顎の筋肉をリラックスさせることで食いしばりを軽減します。
痛みの軽減
顎や顔の筋肉の緊張が和らぐことで、痛みや不快感が軽減されます。
歯の摩耗予防
食いしばりや歯ぎしりによる歯の摩耗や損傷を防ぐことができます。
エラやほうれい線などの改善
長期間の食いしばりにより発達した顎の筋肉が細くなり、顔の形状が改善されることがあります。
ボトックスの注意点と副作用
一時的な効果
ボトックスの効果は一時的であり、効果が薄れてきたら再注射が必要です。初回より3〜6ヶ月で2回目、3回目を注射し、だんだんと間隔が空いてきます。
一年に1回ペース位でで打ち続けないと効果は持続しません。
副作用のリスク
注射部位の腫れやあざ、筋力低下、頭痛などの副作用が一時的に現れることがあります。
また、噛む力が低下するため、堅いものやお肉などを食べると顎が疲労します。
クリニックの選択
ボトックス注射は専門的な技術を要するため、信頼できる医師やクリニックで行うことが重要です。
食いしばりの治療として歯科で注射をしてくれるクリニックもあります。また、エラやほうれい線なども含めた治療としては、美容クリニックでも注射できます。
妊娠中や授乳中
胎児や乳児に影響があるかもしれないので、妊娠中や授乳中の女性はボトックス注射はやめましょう。
ボトックス注射のデメリット
自費診療
メーカーやクリニックによって費用は変わりますが、1万円から6万円台と幅があります。また、1度で終了ではないため費用がかさみます。
ダウンタイム
1週間から10日ほど腫れることがあります。基本数日で改善します。
また、1ヶ月ほど筋肉の動きに違和感を感じます。倦怠感が出ることもあります。
頭痛
ボトックス注射によって普段使用しない表情筋が使われるようになり、血流障害を起こす可能性があります。血流障害から頭痛などの症状が現れやすくなることもあります。
体験談
私の場合は食いしばりがかなりひどいため、まずはマウスピースと併用が良いと診断されました。
マウスピース自体は咬筋の弛緩は期待出来ないので、あくまで歯の保護で作成しましたが、朝の顎の疲労感はマウスピースし始めてから楽になりました。
ボトックス注射も同時進行で打ってもらいましたが、
- 顔の筋肉が動かしにくい
- 食べ物が噛みにくい
- 顔が腫れぼったい
- 持続性がないため何度も通院が必要
- 費用がかかる
などの理由で止めました。現在マウスピースのみ使用しています。
歯を守るためにはまずはマウスピースを急いで作りましょう。
食いしばり(ブラキシズム)や歯ぎしりの治療に効果的な方法の一つとして使用されており、筋肉の過剰な収縮を抑える効果があり、顎の筋肉(咬筋)に注射することで食いしばりを軽減することができます。